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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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タイムトラベルのシミュレーション世界中に基本的な論理ゲートであるANDとORを創発させます。
未来が□になる確率:このシミュレーションでは最初と最後に未来を2回計算します。そのうち、最初に決定する未来が□になる確率を設定します。
ノイズによってビットが反転する確率:未来からやってくる情報が反転している(■が□に、□が■になっている)確率を設定します。
学習ボタン:タイムパラドックスが起きにくくなるよう学習します。つまり、最初と最後に計算する2つの未来が一致する確率を上昇させます。
リセットボタン:学習結果をリセットします。
これはANDとORを創発させるタイムトラベルのシミュレーションです。このシミュレーション世界中でははじめに未来(■か□)がランダムに決まり、その情報を2つに分け、少しノイズを加えて過去に戻します。その2つの情報から実際に未来を決める回路を学習によって生み出すのです。最初に決めた未来と最後に決めた未来が食い違っていたらタイムパラドックスです。
このプログラムは未学習の段階ではランダムに動作してタイムパラドックスを起こしてしまうのですが、運良くタイムパラドックスを起こさないパターンに出会うと次回からそれが起きる確率が上昇します。その結果ANDかORが創発します。
どちらの論理ゲートが生まれるかは「未来が□になる確率」で決まります。この確率がとても小さいと学習結果は□を生み出しにくいANDゲートとなり、この確率がとても大きいと□が出やすいORゲートとなります。