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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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メビウスの輪は表と裏がつながっている不思議な輪です。立体的に見れるプログラムを書いてみました。
マウスでドラッグしたりホイールを回転すると輪を動かせます。
メビウスの輪は表と裏がつながっています。表からスタートしてまっすぐ一周しようとしても、いつの間にか裏にいるのです。もう一度一周すると表に戻ります。
通常の輪は、表からスタートして一周しても必ず表にたどり着きます。あるいみで、表か裏かが決まっているのです。しかしメビウスの輪はそもそも表とか裏とかいう区別に意味があるのか怪しくなってきます。繋がった1つのものだからです。
これはすこし、おじいさん殺しのパラドックスに似ています。タイムマシンで自分のおじいさんを殺すと、自分は生まれなくなるのでおじいさんは殺されないはずです。しかしおじいさんが殺されないのなら自分が生まれるのでおじいさんはやはり殺されるはずなのです。
タイムパラドックスは、輪が奇数回ねじれているのと同じです。おじいさん殺しのパラドックスではおじいさんが結局殺されるのか殺されないのかよくわからないのと同様に、メビウスの輪は自分がいるのが表なのか裏なのかよくわからないのです。
タイムパラドックスを解消するには、メビウスの輪を切ってつなぎ直すようなことをしてやることになります。つまり、どんなに撃ってもなぜか銃弾はおじいさんに当たらないのです。