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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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同調圧力のかんたんなシミュレーションです。青の勢力と赤の勢力がお互いの領土を削り合います。
実行:チェックを入れるとシミュレーションを実行します。
マウスで描く色:マウスはペンになっていて、その色を設定します。マウスでキャンバスをドラッグするとここで設定した色を描けます。
これは、同調圧力、つまり皆とおなじになる傾向のシミュレーションです。一つの四角が一人の人を表しています。実行にチェックを入れると、灰色(未所属)の人が、赤か青に所属していきます。この時の所属ルールが同調圧力です。つまり、周り(3×3の空間内)に多い方のグループに付くのです。はじめ未所属だらけの時は自由に(ランダムに)所属を決めることができますが、いずれかのグループに所属した人が増えてくると、もう自由はなくなります。自分はどちらが正しいと思うかではなく、自分の周りにどちらが多いかで所属先を決めるようになるのです(同調圧力が働くタイミングはランダムなので、すでにいる人より新人のほうが寝返るのが早いこともあります)。かくして、ランダムな青と赤のパターンは、秩序だった牛の模様のようになります。個人の自由は失われ、全体の秩序が優先されてしまうようになるのです。
マウスでキャンバスをドラッグしてみて下さい。一時的にマウスの色に変わりますが、しばらくするともとに戻ります。同調圧力が働いているからです。汚職役人が多い所に理想に燃えた新人がやってきても、いずれ汚職するようになるというわけです!