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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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有性生殖を時間と空間のグラフで表すかんたんなプログラムを書きました。
マウスで●をクリック:スタート(先祖)を設定。スタートからゴールまでの有性生殖の経路を表示します。
マウスで●を右クリック:ゴール(子孫)を設定。スタートからゴールまでの有性生殖の経路を表示します。
近親相姦率:血の繋がった個体同士で子孫を作る確率を設定します。右に行けば行くほど、血の繋がった個体同士で子孫を作るため、経路は余り広がりません。左端では分け隔てなく子孫を作るため、経路は大きく広がります。
このプログラムは有性生殖の様子を、仙人のタイムスケールで眺めることができます。縦軸が時間で、赤い丸はメス、青い丸はオスです。オスとメスはつがいを作って子孫を残します。丸と丸の間の線は親子関係です。すべての丸の下には赤い線と青い線がつながっていますが、それぞれ母親と父親を表すのです。暗い丸の中に特別明るい丸がありますが、それは先祖から子孫までの経路を表しています。
好きな丸をクリック(先祖を決める)や右クリック(子孫を決める)してみて下さい。経路が再計算されます。経路は最初細く、それがだんだん太くなり、また細くなります。広がり集まっているのです。集まる様子は、まるで時間が逆転したランダムウォークかなにかのようです。
このシミュレーションは近親相姦率を変えることができます。血の繋がったもの同士で子孫を作れば、有性生殖らしさがなくなり、経路があまり広がらなくなります。いっぽう、血のつながっていない個体同士で子孫を作るようにすると、経路はあっという間に広がり、あっという間に縮みます。