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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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ここまでシュレディンガー方程式の波動関数で量子力学を考えてきましたが、同じ結果を出す別の計算方法もあります。このページはその一つである経路積分についてです。
しばしば安定と自己複製は別のものだとみなされます。「安定」とは別の状態になってもまたもとに戻るという意味で、「自己複製」は自分と同じ物の数を増やすという意味です。もし危険に出会っても確実にそれを乗り越えてもとの安全な状態に戻れる生き物がいたら、マンボウのようにたくさん卵を生む必要はないでしょう。じっさい、現在ホモ・サピエンスの赤ちゃんが成人できる確率はとても高く、そのため出生率は低いわけです。このように、一見安定と自己複製は逆の概念のように思えますが、じっさいには安定とは多世界解釈における自己複製に過ぎません!安定した生き物は、たくさんの宇宙で自分が生き残っているからです。
前回は2つの区別できる粒子のシミュレーションでしたが、今回は光子と光子、電子と電子のように同じ種類の粒子のシミュレーションを行います。
これまでのシミュレーションには、粒子が一つしかありませんでした。ここでは、2つの粒子の波動関数をシミュレートします。
前回シミュレートした2次元の波動関数に現れる謎のチェック模様がどのようにしてできるのか解説します。