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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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以前、時間が繰り返すイカスミ拡散(イカ墨が拡散しては集まり拡散しては…をくりかえす)のシミュレーションを行いましたが、それはベイズ確率で計算したものでした。今回は、確率の代りに波を使って計算します。
情報理論にはカルバック・ライブラー情報量といういかにも難しげな名前の概念が出てきます。しかし実は、これは「(仮に実在するとして)超能力の威力を表すもの」として解釈するとかんたんに理解できます。このページではこの冗談のような考え方を真面目に追求します。素面のまま酔っ払うのです。
以前のシミュレーションの2次元バージョンを書きました。
私が知っている限り、時間が繰り返すパターンをシミュレートするときには2つの方法があり、それはベイズ確率を使う方法と波を使う方法です。この投稿ではその2つの計算法を比較します。
水に絵の具を垂らすと絵の具は拡散していきます。普通ならそのまま薄まるだけですが、もしきちんと薄まらなかった未来からタイムマシンでメッセージがやってきたとしたら、拡散する様子に歪みが生じ、SF映画『メッセージ』のエイリアンのイカすみのように集まるはずです(もちろん、きちんと薄まらない確率はとても小さいので、通常はそんなメッセージがやってくる可能性は無視していいのですが)。このページで紹介するのはその確率の歪みを計算するプログラムです。