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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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ラプラスの悪魔とは、宇宙のすべてと物理法則について知っている存在で、その気になればどんな遠い未来も見ることができます。残念ながら現実世界には量子力学的なランダムさがあるのでこのような機械を作ることは不可能ですが、コンピュータの決定論的仮想世界の中でこのような存在を考えることには意義があります。というのも、それはタイムトラベルのシミュレーションと論理的に等価であり、タイムトラベルはとても人気がある面白いものなので、ラプラスの悪魔シミュレーションを映画化したら大ヒット間違いなしだからです。
科学の目的の1つはモデルを作り未来を予測出来るようにすることです。この論理的な構造はタイムマシンで未来を知るのと同じです。ある意味、科学とは未来から情報を受け取る、タイムトラベルごっこなのです。
ダーウィンが『人口論』から進化論を思いついたように、一見違ったものに共通点が見られることがあります。ここではスイッチとタイムトラベルの共通点に注目します。スイッチはOnかOffかしか許されません。無理やり指で中途半端な状態にしてもすぐにどちらかに状態が変化します。同様に、未来から0か1がやってきたら、これから必ず0か1を過去に送ることになるのです。子供が人形を使ってごっこ遊びをするように、私達もスイッチを使ってタイムトラベルごっこをすることが出来るでしょう。
シマウマのようなしま模様を自動的に作り出すシミュレーションです。これは考案した数学者の名前から、チューリング・パターンと呼ばれています。
振動を引き起こす化学反応はたくさんあります。ここでは、その中でもかなり単純な2つを見てみます。