Silverlightで生き物の模様をシミュレート(チューリングパターン) 人工生命・人工知能 2011年07月17日 このサイトを参考に、生き物の模様を描き出すSilverlightを作ってみました。 ちょっと前NHKのサイエンスZero「シリーズ・細胞の世界(1)体をつくる不思議な“波”」でやっていたものです。 チューリングパターンと言って、2種類の化学物質の反応と拡散をシミュレートすると、生き物の模様が再現できるそうです。 (正確には、これはGray-Scottモデルといいます。) 何を言っているのかちょっとよくわかりませんが、百聞は一見にしかずです。 初めは血のりが飛んでるような絵ですが、 Resumeボタンを押すと、このようにゼブラフィッシュのような模様が出来ます。 模様ができたら、マウスでドラッグしてみてください。 模様が撹乱されますが、すぐに再生しておもしろいです。 「スパイラルウェーブ」を選択すると青い領域が全滅することがあります。 (スパイラルウェーブはチューリング・パターンではありません) そういう時はコンボボックスで「青塗り」を選択。 適当に塗りたくっていると復活します。 元ネタのサイトのシミュレータにはない機能も付けてみました。 コンボボックスで「壁作り」を選択するとマウスでピンクの壁を作れます。 壁は化学物質を通しません。 波が壁を回りこむようになります。 もともとこれはコンピュータサイエンス界では有名なアラン・チューリングが考えだした理論です(だからチューリング・パターンというのですね)。 長らくホコリをかぶっていたようですが、日本の研究者が実証したとかで再び注目されたようです。 おまけ プロジェクトファイルです。 [3回]PR