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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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凹んだおわんの上にビー玉を転がすと、はじめはあたりをぐるぐる回っているかもしれませんが、最終的には一番低い場所で止まるでしょう。これはビー玉を転がし始めた位置がどこであっても同じです。
ここのデモプログラムで考えてみましょう。リンク先の赤い地形がおわんで(きっとうるしを塗ったのでしょう)、青い玉がビー玉とします。下の「空気抵抗あり」にチェックを入れて下さい。ビー玉は中心で止まります。
なぜこうなるのでしょう?チェックを入れると、ビー玉に空気抵抗がかかります。つまり、ビー玉の持っていたエネルギーは熱として空気中に逃げていくのです。エネルギーを失ったビー玉は一番低い位置で止まります。
これを図にすると次のようになります:
この図は空気抵抗により中心で安定するビー玉の図です。ビー玉のパターンが合流しているかのようです。つまり、最初ビー玉が左にあろうが右にあろうが関係なく、最終的な結果は同じに出来るのです。代償として、ビー玉のエネルギーは、熱として周囲に散っていきます。
ここからどんな教訓を得るべきでしょう?たぶん、安定して動作する機械を作るときには、ある程度エネルギーを逃してやることも重要だ、と言えるのでしょう!