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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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ここで書いた数当てゲームは数学の問題ですが、これを物理学的に考えてみましょう。物体の衝突だけで数当ゲームをするのです。
灰色の銃をクリック:光を放つ銃をチャージする。
[観測]ボタン:銃にチャージした光を放ってブロックを観測する。
これは数当ゲームをする実験装置です。はじめ4つのマスのうちのどこかに白い粒子が隠されているのですが、観測していないのでまだ4つのどこにあるのかわかりません。あなたは光線銃(灰色)を撃って跳ね返ってきた光をカメラ(青い細長い棒)で捉えて、白粒子がどこにあるのかを判断します。
この装置でどのように質問をすることになるのでしょう?まず、「その数字は1ですか?」という質問は、最初の光線銃だけから光を発射した場合に相当します。いっぽう、「その数字は2以下ですか?」という質問は、最初と2番めの光線銃からの発射に相当します。この装置では質問が光の発射になるのです。
発射された光は白粒子に当たれば跳ね返り、粒子がなければ黒い背景に吸収されます。跳ね返った光はカメラが捉えます――が、このカメラは解像度が低く、光が跳ね返ってきたかどうかしかわかりません(跳ね返ってきた光の情報から白粒子がどこにあるかまではわかりません)。つまり、カメラに光が捕らえられたら質問の答は「はい」で、光が帰ってこなかったら「いいえ」なのです。
数当てゲームの元のバージョンだと、人がもう一人いなければ成立しませんでしたが、これは単純な実験装置で済みます。しかも、単なる玉突きゲームになったのです!