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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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光がタイムトラベルして自分自身の過去とつながるループを、クリックで作って遊ぶプログラムです。
クリック:光を生成します。
マウスのホイールを回す:生成する光の波長を設定します。設定された波長は右の黄色い波として表示されます。
このプログラムは、タイムトラベルする光のシミュレーションです。ただのタイムトラベルではなく、光が未来からやってきてそのまま過去へ戻る、始まりのないループです。
このプログラムが表示しているのは、光が通常の空間をしばらく進んだ後、タイムマシンワームホールの異空間か何かを通って、過去へ戻る様子です。通常の空間の光は緑、過去に戻っている光は紫です。画面の一番上にワームホールの入り口が、画面の一番下には出口があります。上へ行った光は下へ行き、通常の空間に出るのです。
タイムトラベルで自分自身の過去と重なり合う光の波長には厳しい条件があり、その条件を満たさない光はそもそもタイムトラベルできません。このシミュレーションでは、条件を満たさない光はしばらくループをぐるぐる描きますが、やがて波が打ち消しあって消滅します。条件を満たした光はDNAのような形を描いて安定します。その光は宇宙に定着したのです。
これは、波長の合わない光はワームホールに受け入れられないということを意味しています。これは共鳴と似ています。共鳴は、タイミングよく刺激が装置に伝わることで振動がどんどん強くなる現象です。タイミングがずれると、それまでにためたエネルギーが逃げてしまい、あまり振動は強くなりません。だから、ある音叉に強い共鳴を起こせるのは特定の音波(具体的には、その音叉で出せる波長の音)だけなのですが、このプログラムで起きていることもそれに似ています。
タイムパラドックスを起こさないお行儀の良い光の波長は、ワームホールをぐるぐる回ったとき、自分自身とぴったり重なるため自分自身を強めますが、それ以外の波長だと、自分自身を消してしまいます。タイムトラベルのシミュレーションは共鳴に似ています。共鳴っぽい現象を起こしたらタイムパラドックスが起きていない良い歴史で、共鳴が起きていなかったら悪い歴史なのです。