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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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ランダムウォークの時間逆転とタイムトラベルはプログラムがとても似ていて、計算に使う式は同じです。なぜでしょう?それは両者とも過去と未来が現在に影響を与えるからです。
今、できたばかりの国で2つの政党が争っているとします。仮に片方の政党が選挙で10年連続勝利したら、そこの国民はそちらの政党の方を支持するようになるでしょう。たとえ最初は支持していなくても、自分の票が無駄になることを怖れて勝っている政党のほうが正しいのだと自分自身の判断基準を書き換えるのです。つまり、ある種の流れを作り出すことが可能です!それをシミュレートして遊んでみましょう。
前回は事前に情報をまったくもっていない場合の時間逆転ランダムウォークの1ステップを考えました。しかしもしあなたが未来の情報を知っていたとしたらどうなるでしょう?
時間逆転ランダムウォークをもっと基礎から考えましょう。まずは1ステップだけ戻る場合です。観察者は予備知識はないものとします。時間逆転ランダムウォークに出会ったばっかりで、これまでにどのようにランダムウォークしたのかとか、どこがランダムウォークの時間逆転出発点になるかといったことは全く知らないのです。
未来からあなたはギャンブルで100億円勝つというメッセージが送られてきた場合、それが嘘でない限りカジノに行けば奇跡が連発されることになります。つまり未来からメッセージがやってきた場合、通常の確率の考え方は使えなくなるのです。ではどう考えればよいのでしょうか?