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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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物事というのはネッカーキューブのように、見方によってどのようにでもかわるものです。では、単純な生物が伸縮しながら移動する様子を、一種の自然淘汰のプロセスだと見てみましょう。移動とは、DNAの代わりに位置情報を使った進化なのです。
ピアノを学ぶ時、最初は指はたどたどしく動きますが、やがてスムーズになります。これは非決定論的な動きが学習によって決定論的になったのだとみなせます。どうしてそういう事が起きるのか考えてみましょう。
生物が環境に適応する方法といえばDNAの進化や脳を含めた神経による学習ですが、ここではDNAも神経も使わない適応のシミュレーションをします。単に自己複製しかできないプリオンのようなものでも適応するのです。
マインスイーパー、自然淘汰、学習にはある共通点があります。すべて周囲にある未知のものの状態を明らかにするのです。マインスイーパーは地雷の埋まった場所を明らかにし、自然淘汰は周囲にある危険なものや有益なものへの対処法を遺伝子に記録し、学習は周囲にある危険なものや有益なものへの対処法を脳に記録します。
このページでは、毛皮などの盾で危険から身を守るということと、走って危険から逃げるということの共通点を整理します。