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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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これまでにタイムトラベルと自然淘汰の共通点について何度か述べてきました。タイムトラベルはタイムパラドックスの起きなかった経路のみを生き残らせるのに対し自然淘汰は環境に適応している個体のみが生き残ります。たくさんのものから一部だけが生き残るというのは両者の共通点です。一方、情報の伝達が関わっているという点も共通していて、今回はそれに注目して考えてみます。
これまでに、細菌が走化性によってエサに集まるシミュレーションを作りました。ここでは、それを細菌の細胞内で実現している化学反応のシミュレーションをします。
神秘主義者たちは時々五感によらない情報について話しますが、情報理論で考えるとセンサー以外の者からやってきた情報はランダムなノイズ以外の何物でもありません。それか以前センサーで得た情報を処理した結果ですが、それはセンサー由来の情報の一種です。「第六感」の正体はノイズにすぎないのです。
エジソンは発明の過程で何度も失敗したことを記者に問われ、「私は失敗したのではない。上手く行かない1万通りの方法を見つけただけだ」と答えたとされます(実際にはこの通りのことを答えたのではなく、もっと長ったらしい文章で似たようなことを答えただけのようです)。この行動方針を大腸菌の泳ぎで説明することはできるでしょうか?
細菌の走化性シミュレーションです。あちこち嗅ぎ回り、匂いの強い方へ進みます。