[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
パンを食べる人が犯罪者である確率は低いですが、犯罪者がパンを食べる確率はかなり高いです。同様に、時間逆転した物体は通常の物体とは違う確率で動くようになります。ボールを地面にぶつけると運動エネルギーは熱に変わって拡散していきますが、時間逆転すると熱エネルギーが偶然(!)一点に集中してボールを上に跳ね上げることになります。こんなことは通常起こりえませんが、時間逆転した世界でなら容易に起こりえることなのです。
コインをなげて表が出たら左、裏が出たら右に移動する遊びをすれば次第に元いた場所からだんだん離れていきます。これを時間逆転させるとどうなるでしょう?
宇宙空間に空気はほとんどありませんが、もしあったとしたら惑星はどんな動きをするでしょう?
ピーター・W・アトキンスの『エントロピーと秩序』第4章「無秩序さの定量化」を参考に、ボルツマンの悪魔というシミュレーションを書いてみました(マクスウェルの悪魔ではありません)。粒子が拡散すると様々な状態を取れるようになり、無秩序さが増える様子を見ることができます。
中学高校レベルの数式を入力すると波が動くプログラムを書きました。