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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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今までのところ、直進する粒子や原子核の周りを回る電子を量子力学で見てきました。ではバネの付いたおもりのような行ったり来たりする運動(調和振動子)は量子力学ではどう表されるのでしょう?
このページでは、電子雲ビューアーで電子雲がどうしてあんな変な形と色(位相)になっているのかを解説します。
前回の電子雲ビューアーは、高校の教科書に書いてある内容との対応関係をわかりやすく強調したために、表示できる電子雲の種類に制限がありました。今回はその制限を外します。おかげで、いろんな種類の電子雲を見ることができます。
電子はよく原子核の周りを惑星のように回っているように描かれますが、実際には雲のようにまとわりついている描写のほうが正確です。ここでは、この電子雲がどのような形をしているのかを解説します。
20世紀初頭の物理学者たちは原子核の周りを惑星のように電子が回っていると考えていました。この考え方は現在高校の教科書に載っていますが、わかりやすいので載せているだけで正しくはありません。実際は、電子は原子核の周りを雲のように覆っているような奇妙な状態です。ここでは、どのようにして物理学者たちがそのような考え方にたどり着いたのかを説明します。