Silverlightで『模型は心を持ちうるか』ver2 人工生命・人工知能 2011年08月26日 『模型は心を持ちうるか』という人工知能の本があります。 私はまだろくに読んでないのですが、一部だけ見た感じだと、こんな感じのようです: こんなロボットがあったとします。 (リンク先から引用) このロボットは本体+2つのセンサーと2つの車輪からなっています。 上にある手のように見えるものは実は手ではなく光センサーです。 そこから信号を伝える電線が下の車輪に伸びています。 このとき、電線のつなぎ方は2通りあります。 平行に繋ぐ方法とクロスさせる方法。 aとbはその2通りのつなぎ方を表しています。 実は、このつなぎ方によって振る舞いに大きな違いが生まれるのです。 というか、単にセンサーと車輪をつなぐだけでも、面白い振る舞いが生まれます。 このとおり、aのようなつなぎ方をすると光を恐れるようになり、bのようなつなぎ方をすると光を追いかけるようになります。 単純な仕掛けから高等に見えるふるまいが出てくる。 人工知能のエッセンスですね。 さてこれをSilverlightで再現してみました。 このSilverlightでは光ではなくマウスポインタを追いかけます。 チェックボックスにチェックを入れると内部の配線が切り替わり、今度は逆に光から逃げるようになります。 おまけ プロジェクトファイルです。 このようなケースでMVVMを使うのは難しいですね。 [1回]PR