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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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今、できたばかりの国で2つの政党が争っているとします。仮に片方の政党が選挙で10年連続勝利したら、そこの国民はそちらの政党の方を支持するようになるでしょう。たとえ最初は支持していなくても、自分の票が無駄になることを怖れて勝っている政党のほうが正しいのだと自分自身の判断基準を書き換えるのです。つまり、ある種の流れを作り出すことが可能です!それをシミュレートして遊んでみましょう。
[選挙]:選挙を行います。
[青の勝ち]:選挙を行いますが不正選挙なので青が必ず勝ちます。
[赤の勝ち]:選挙を行いますが不正選挙なので赤が必ず勝ちます。
[クリア]:歴史を抹消します。
[100回選挙の結果を見る]:何度も選挙ボタンをおすのがめんどくさい人のために、一度に100回選挙を行います。
これは青党と赤党の選挙シミュレーションです。ボタンを押すと下にこれまでの選挙結果バーが表示されます。これまでに青が2回、赤が1回勝っていたなら、青バーが赤バーの2倍の長さになります。
選挙結果はこれまで青がたくさん勝っていれば青が勝ちやすく、赤がたくさん勝っていれば赤が勝ちやすいです。これまで青が2回、赤が1回勝っていれば、次に青が勝つ確率は2/3です。国民は選挙結果を過去のデータから勝敗を予測し、自分の予測が当たるように投票するのです。こういうことをすると、次第に変化がなくなっていきます。良く言えば秩序が出来上がっているといえますが、悪く言えば硬直化しているともいえます。
歴史を作り出すチャンスがあるのは、それ以前に歴史がないときです。国ができたばかりのときに2,3回偶然でいいので勝てば(確率は1/4とか1/8なのであり得る話です)、それ以降は勝つ流れが作り出されます。