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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

ドミノ倒し

ドミノ倒しのシミュレーションです。


ドミノ倒し

解説

これはドミノ倒しのシミュレーションです。マウスで黒いブロックをドラッグしてみて下さい。ブロックが倒れます。倒れたブロックが別のブロックを倒しそれがその次のブロックを倒し…と、連鎖的にブロックが倒れていきます。これがいわゆるドミノ倒しです。

[ポテンシャルを表示]チェックを入れると、ブロックのポテンシャルエネルギーを大まかに表す図形が表示されます。ブロックはポテンシャルエネルギーの小さい方へ変化していき、それがブロックが倒れることを意味するのです。(「大まかに」といったのは、この図形は、ブロックが平らな地面に接している時のエネルギーの図形だからです。今回のようにたくさんブロックがあり、しかもマウスで宙につまめる時のエネルギーの地形はもう少し複雑です。しかし、複雑な図を表示するより、このような単純バージョンのほうがかえって本質が理解しやすいでしょう。)

ポテンシャルエネルギーの地形は、円が2つくっついたような形をしています。丸っこい山(ただし、頂上は少し凹んでいる)です。きちんと立ったブロックは頂上の凹みにハマっていますが、凹みから外れるほど傾くと、山のふもとまで落ちていきます。ブロックは、立った状態と倒れた状態2種類ありますが、それぞれ山の頂上と山のふもとに対応するのです。

では、ドミノ倒しはポテンシャルエネルギーの観点で言うと、どのような現象なのでしょうか?これは、山頂からふもとまでの滑り落ちの連鎖反応です。1つのブロックでふもとまで滑り落ちると、そのエネルギーがとなりのブロックに伝わり、山頂からずれます。そしてふもとまで滑り落ち、そのエネルギーを使ってまた次のブロックを倒すのです。最初はすべてのブロックの状態が山頂にありますが、ひとつでもふもとに滑り落ちると、そのエネルギーがきっかけになり次々とふもとに落ちていくのです。

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