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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

バックアップによるエラー訂正シミュレーション

データを長期間保持しておこうと思ったら、バックアップを用意しておくとよいでしょう。そうすればデータが欠けても復元できるのです。


バックアップで安心!


エラー率:

操作方法

エラー率:一番下のユニットからその上の中間ユニットに情報が伝わるときにデータが壊れる確率を表しています。これが1だと必ずデータが壊れ(オレンジ→青 or 青→オレンジ)、0ならデータは常に正しく伝わります(オレンジ→オレンジ or 青→青)。0.5だと50%の確率でデータが壊れます。

解説

これは、データを保持するときにバックアップを使うシミュレーションです(左がバックアップ方式。右は比較用のバックアップを使わない方式)。一つのユニットが壊れても残りの2つから正しいデータを復元できます(多数決)。このやり方には欠点があり、2つ以上ユニットが壊れると、逆に正しいデータが無視されてしまいます。多数決の結果は常に正しいとは限らないというわけです。

ちなみに、ユニットが2つだと、どちらが正しいのか多数決によって決めることができなくなってしまいます。したがって、中間のユニットは奇数個(このシミュレーションでは3個)である必要があるのです。

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