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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

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拡散の屈折 その2

物質の濃度が高い場所は周りに拡散する速度が遅くなるような何らかの仕掛けがもしあったら、濃度の濃い場所はますます濃度が濃くなっていくでしょう。


ひとにぎりの超富豪によって支配される世界

操作方法

[もう一度]ボタン:少し違う条件でシミュレーションをやり直します。

解説

このシミュレーションは、物質が拡散シミュレーションです。ただし、場所によって拡散速度が違うという、なんとも奇妙な条件が加わっており、驚くべきことに拡散によって物質が数カ所に集中します。

通常、拡散していけば物質はどの場所も濃度がおなじになります。このシミュレーションでは逆に、最初はほとんど濃度が同じなのに、最終的にはいくつかの場所に物質が集中します。

このシミュレーションでは、物質の濃度が高ければ高いほど周りに拡散する物質が少なくなるようにプログラムしてあります。そのため、濃度が低い場所はどんどん周りに散っていくのですが、濃度の高い場所は入ってくるのにほとんど出ていかないのです。

これはある意味、お金持ちほど税金が少なくなると言うような状況に似ています。貧乏人ほどたくさんお金を吸い取られるため、格差はどんどん広がっていくのです。最終的には世界は一握りの超富豪によって支配されることとなるでしょう。

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