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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

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時間逆転自由落下

このページでは自由落下の時間逆転バージョンのシミュレーションを行います。


デモ

操作方法

キャンバスの好きな場所をマウスで押し続けてください。時間逆転自由落下するボールが生成されます。

解説

このプログラムは真横に投げられたボールの時間逆転バージョンをシミュレートします。マウスをキャンバスの上で押すと、ボールが生まれて◎に吸い込まれていきます。◎はボールを投げた位置ですが、時間逆転しているため、わたしたちから見るとボールが向かうゴールに見えます。

ほんとうなら、真横のゴールに吸い込まれる方法は無数にあります。ミサイルのように一度上がってその後ゴールに命中するという方法だってあります。飛び上がる高度によってゴールへの軌道は無数にあり、このままだとほとんどランダムなシミュレーションになってしまいます。今回は、「ボールは真横に向かって投げられたのだ」と考えることによって、軌道を一つに絞っているのです。

ところで、このシミュレーションを時間逆転現象だと言い張れるかどうかには少し疑問が残ります。というのも、この軌道は、敵の飛行機に向かって銃を射った時の弾の軌道と同じだからです(厳密に言えば、現実の銃弾は空気抵抗で速度が落ちるため、「真空中で敵の宇宙船に向かって撃った弾の軌道と同じだ」と言うべきです。◎が敵の宇宙船です)。空気抵抗のない自由落下は時間逆転してもしなくても自由落下なのです。実のところ、物理学を初めて習う人が習う現象はほとんどの場合、時間逆転しても同じなのです。

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