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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

未来の状態がわかっている時のランダムウォーク

タイムマシンで未来の状態が送られてきた時、ランダムウォークは送られてきたメッセージとおりの状態になろうとします。タイムパラドックスを避けるためです。ランダムに動きはしますが、最終的には予言通りの状態になるのです。


短期的な非決定論、中期的な決定論

このプログラムは、未来からメッセージが送られてきた時のランダムウォークをシミュレートします。未来のあなたはランダムウォークがどこに行くのかを教えてくれるのです(◎が未来の状態です)。3つの粒子は必ずその状態になろうとします――そうしないとタイムパラドックスになってしまうからです。具体的な道筋は自由ですが、最終的には決められた目的地に向かって進まなければいけないのです。

[リセット]ボタンを押すと、また別のメッセージが来た時のランダムウォークを見ることができます。

[珍しい目的地でリセット]ボタンを押すと、時々異常な動きをしているランダムウォークを目にするかもしれません。通常ならほとんど起こらないようなランダムウォークです(下図の青と赤)。

これを現実のタイムトラベルランダムウォーク(そんなものがあるとして)で見る機会はほとんどありません。たんにこのシミュレーションが珍しいパターンの確率を大きくして誇張しているだけです。でもこの方が未来からの情報が来た時の異常さを実感することができます。

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