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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

時間逆転ボールで翌日の天気を知る

あなたが、翌日の遠足が雨で中止にならないか心配している小学生だったとしたら、時間逆転ボールをうまく利用すればそれがわかります。時間逆転物体にとって、私達の未来は既に通り過ぎた過去だからです。このページでは、時間逆転ボールを山に登らせることによって未来視する方法について考察します。


時間逆転ボール

時間逆転ボールは山の近くにあると、山に登ります。「山から落ちてきた」という歴史を逆転させると、「これから山に登る」となるのです。もちろん、最初からふもとにあったという可能性もあるのですが、そこは周りの状況を整えることで(山の上にボールを落としそうな人を配置しておく)、山に登る確率を上げられます。これを予知に利用します。

どちらかの山を登る

時間逆転ボールが2つの山の間にある時、これからそのボールがどちらへ登ることになるのかはわかりません。どちらの山にも可能性があります。あるいは登らずにずっとそのままという可能性もあります。

しかし次の図のように、もし頂上に機械を置いて、ボールが来たらつかむようにしてやれば、ボールはそちらへ登る可能性が高まるでしょう。

こうなるのは、ボールが未来を知っているからです。時間逆転しているので、私達にとっての未来がボールにとって既知の過去なのです。

天気予報

では、2つの山に機械をおき、それらにボールをつかむ条件を設定します。片方は今晴れの時ボールをつかみ、もう片方は今雨の時ボールをつかみます(条件に合致しなかったら、下にボールが来ても無視します)。

こうすれば、未来の天気がわかります。もしボールが晴れの山に登りはじめれば未来は晴れになり、雨の山に登り始めれば未来は雨になるのです!

未来の天気がわかると言っても、この方法ではボールがふもとから頂上まで登る数分程度の未来しかわかりません。しかし、ものすごく長い曲がりくねった滑り台をふもとから頂上の間に設置すれば話は別です。そうすれば、時間逆転ボールが登るまでにものすごく時間がかかるようになり、わたしたちはさらに未来の情報まで取得できるようになるでしょう!

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