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Memeplexes

プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

多数決による自発的対称性の破れシミュレーション

多数決で勝ったほうが自信を持ち、ますます勝ちやすくなるシミュレーションです。


多数決による選挙の硬直化

操作方法

[多数決]ボタン:多数決を行います。

解説

これは、選挙結果が硬直していくシミュレーションです。3人の投票者(長方形)が赤か青に投票するのですが、自分の投票した色が勝った投票者は自信を深め、次もそこに投票しやすくなります(長方形に書かれた2つの数字が、自分が投票したときのその色の勝った回数です。その数字の割合で投票します。たとえば青:1 赤:2なら青に1/3の確率で投票します)。はじめは投票結果はある程度ランダムなのですが、自然と流れが出来、どちらかが大勝するようになっていきます。

ここで重要なのは、赤と青のどちらかが優れているから大勝しているのではない、といいうことです。単に偶然によるゆらぎが増幅され、最終的に大差が出来るのです。

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