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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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等速直線運動の動きを見てみましょう。
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]ボタン:シミュレーションをスタート。[
]ボタン:一時停止。[
]ボタン:逆再生。あなたの他にはボールがひとつしかない宇宙を想像してみてください。そのボールは宇宙空間を一定の速度で動き続けます。宇宙空間には空気がないので、一度動き出すと速度が落ちることはないのです。スケートとにていますが、スケートは空気抵抗やら氷の抵抗やらによって速度が少しずつ落ちるのに対して、こちらは全く速度が落ちることがありません。
そのような運動を図にするとナナメの線になります。静止した運動なら縦に真っ直ぐな線ですが、今回はボールが動いているので、ナナメなのです。ボールの速度が大きければ大きいほど横向きに倒れます。ありえないことですが、ボールの速度が無限なら完全な横線になるでしょう。しかし、この宇宙の物理法則ではボールの速度が光速を超えることはありえません。
同じ速度で動き続ける物体は、時間を逆転させると動く方向が逆になるので、逆転させたことはわかります(ボールが静止していたらさっぱりわからないところです)。
しかし全く予備知識のない人が逆再生動画を見せられたら、それが逆再生なのかどうかはわからないでしょう。何しろその人はボールが本来どちらの方向へ移動していたのか知らないからです。
そういう意味で、同じ速度で動き続ける物体の動きは、時間逆転させてもあまり変わらないといえます。