忍者ブログ

Memeplexes

プログラミング、3DCGとその他いろいろについて

デジタル化タイムトラベルスイッチ

タイムトラベルにより数字が過去と未来をループしている時、その内容は一見予測不可能であるように思えます。しかしその数字に対して行う操作によっては、タイムパラドックスが起きないことを理由に内容を予測可能です。ここでは、小数のループに操作を加え、0か1にしてしまいます。


0か1のどちらかになる

未来からくる数字:

操作方法

未来からくる数字:ループする数字を設定します。左端は0,右端は1です。

解説

これは未来と過去をループする数字のシミュレーションです。始まりも終わりもありません。自分自身が自分の原因なのです。これでは、一体どんな数字が現れるのか全く予測できないように思えます。しかし、ループに対して外部から操作をしてやることによって、そのループの中身をある程度推測できるようになります。たとえば、このプログラムでは、次のような操作を加えています:

”数字が0.5より小さければ0.1小さくし、そうでないなら0.1大きくせよ。ただし、出力する数字の最小値は0で、最大値は1とする”

このような操作を加えれば、ループの中身は0か1しか許されません。過去と未来の値が全く同じでなければいけないからです。ちょうど電灯のスイッチがOnでもOffでもない中途半端な状態が許されないのと同じように、0でも1でもない状態はタイムパラドックスを引き起こすため許されないのです。タイムパラドックスはパチンと音を立て消滅しなければいけないのです!

拍手[0回]

PR