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プログラミング、3DCGとその他いろいろについて
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時間逆転山はふもとにあるボールを山頂まで吸い上げる事があります。山頂からボールが落ちたというのを時間逆転させるとそうなるからです。ではその魔法のような吸引力はどのくらいの範囲にどのくらいの強さで及ぶのでしょうか?考えてみると、同じ量の土で作った山どうしで比べると、高すぎても低すぎても吸引力は下がり、程々が一番ボールを吸い上げる能力が高いということがわかります。
ではまず、最も高い時間逆転山について考えましょう。タワーのように土を盛ります。細長くなる代わりに、かなり山を高く出来るでしょう。
この場合、ボールが動き出す初速はものすごく速いですが、その吸引流域はかなり限られています。タワーのすぐ横にしかボールは落ちないだろうからです(土はかなり柔らかく、落ちた場所から転がらないものとします)。そこから離れた場所にあるボールは全く吸い上げられないでしょう。
では、土をもう少し広めに盛ってみましょう。公平にするため、使う土の量は同じです。わたしたちが通常「山」という言葉で想像するタイプの山です。
この場合、ボールが動き出す時の初速は高い山におよびませんが、より広い領域のボールを頂上まで吸い上げる事ができます。パワーはないですが、影響範囲は広いのです。
では、もっと極端に土を広げてみましょう。地球上に均等に土を広げ、山というより平地という言葉が似つかわしい「山」を作ります。
これは逆効果です。吸引力は全く無く、影響を呼ぼす範囲もゼロです。平地にしてしまったら登るべき山頂がありません。進むべき目的を失ったあわれなボール達はその場所をじっとして動かないでしょう。
時間逆転山でふもとのボールを頂上まで吸い上げようとしたら、高すぎてもだめで、低すぎてもダメです。土を一か所に盛りに盛った高い山の場合は、限られた領域では吸引力はものすごく高いですが、その他の領域では吸引力ゼロです。土をもう少し分散すると、最大吸引力は下がりますが、ボールを吸引する領域はかなり広がります。ところが、土の分散をさらに行うと平地と同じになり、吸引力も吸引できる範囲も完全に0となります。過ぎたるは及ばざるが如しです。